バサノバで禁断の〆ラーメン グリーンカレーソバwithライス

バサノバ

〆のラーメン わかっちゃいるけどつい…バサノバの誘惑

先日、久しぶりに、夜に会合があり恵比寿へ。
1年一度の元同僚との近況報告会。
今はそれぞれ違う道を歩んではいるものの、
仕事で20代を共にした仲間とはいつあっても心和むものです。

1軒目は恵比寿の「まとや」さん。
職場が恵比寿にあった頃、ちょくちょく利用させてもらっていましたが、
店を開いてもう21年経ったとのこと。
この12月7日にリニューアルオープンされました。

懐かしさのあまり、写真なども撮り忘れてしまったので、
まとやさんの話は、次回訪問した際に改めて…

で、本題はここから。
タクシーで家路についたものの、何やら小腹が減りだした…
時すでに23時…環七を北上するタクシー。
自粛でお店もやっていないだろうなぁと思ったその瞬間、
新代田駅近くで朱色に光るお店に目を奪われる。
オレンジの外壁がライトの灯され、幻惑的な朱色に。
やっている!!

世田谷代田と新代田の間は地味ながら、ラーメンの名店が数店。
火、水、木の日中しかやっていない鶏白湯スープが自慢の『SOUL麺(魂麺) 代田店』。
店主は元電通マン、渋谷の屋台からスタートした『麺通』。
坦々麺で20年以上、今や各地に支店を出すまでになった『香家 新代田本店』。
開店時間が短く不定休ということもあり、行列か、閉まっているかの『ラーメン二郎 環七新代田店』。

そして、今回伺ったのは、オレンジの外壁が目印、
一見バーのような佇まいの『BASSANOVA(バサノバ)』さん。
自制心という言葉は朱色の誘惑には勝てず、気がつけばタクシーを降り、
店内に吸い込まれてしまいました…

ランチで利用させていただくこともありますが、
さて、今日は何にしようか…?

バサノバ メニュー

と、券売機の前で悩んだのは一瞬。私の嗅覚を刺激するスパイシーな香りが…
と同時に、なぜかライスが頭に浮かぶ…
気がつくと、グリーンカレーソバ(@1,030円)と小ご飯(100円)のボタンを押していました。

バサノバといえばこれ! 本格グリーンカレーがラーメンに?

店内はこの時間にも関わらず、満席。
と言ってもディスタンス仕様で席間は広めです。

バサノバ店内

総ステンレスのカウンター席は珍しいですよね。どんぶりが出番はまだかと鎮座しています。
そして、待つこと5分ほど、やってきました!グリーンカレーソバ!

バサノバ グリーンカレーソバ

麺は中太で多少揉んであるがほぼストレート。
具材は鶏チャーシューとメンマ、ベビーリーフなど。
グリーンカレーのいい香りが漂います。
スープは豚骨がベースなもののその香りはあまりなく、
ココナッツが香る辛さ控えめ。スープが麺とよく絡んでうまい。
そして鶏チャーシュー、炙ってあって香ばしくてこれまた、
カレーの風味とマッチしています。
そして、メンマが特徴的。まるできしめんのよう。

バサノバ メンマ

柔らかめでほのかに甘みがあり、これはあり!
他ではあまりお目にかかれませんよ。

バサノバのグリーンカレーソバはRice in the soupで完結

バサノバ グリーンカレーソバ

麺を食べ終えたら、ご飯投入で2度美味しい。
これをやらずにバサノバを後にするのは邪道というくらい、おすすめです。
どんぶりの底に沈澱していたスパイスを掘り起こすと、
麺の時には感じられなかったスパイシーさが際立ちます。
何か追加したわけではないのに麺で食べたスープと変わった感じがして新鮮です。
鶏チャーシュー残しておけば良かったとちょっぴり後悔…

他にも、トムヤムクン、ラクサなど バサノバは本当にラーメン屋なのか?

冒頭のメニューですでにお気づきの方も多いと思いますが、
バサノバには他にもトムヤムクンやラクサなど変わったメニューが多いんです。

もともと、原宿でとんこつラーメンの「ばさらか」というお店をやっていましたが、
新代田に移転し、バサノバとなってから、開発した新メニューがグリーンカレーラーメン。
エスニック&ラーメンという新ジャンルを築き、一躍人気店になってしまいました。
記憶に間違いがなければ、ニューヨークにもお店を出していたような。
まだあるのかな?
ちなみに原宿に2号店もあります。

バサノバへのアクセス