芸能人のオアシス? 映画の街の老舗北海道ラーメン【ラーメン専科 きらく/成城学園前】
根強いファンに支えられている昭和風情の安定の味 「きらく」
珍しく、成城学園前に。
今やセレブの街と言われるこの町も昔は一面桑畑だったらしい。
100年前に成城学園が移転し、発展。
小田急の開発とともに、さらに発展していったといわれています。
この街がセレブの街と言われるゆえんは、映画関係者が多く住んだことが影響していると言われていますよね。
駅の南側になる「東宝スタジオ」は成城学園に通う娘のために、会社を移転をさせたなんて話も耳にしたことがあるが、真偽のほどは?
仕事があれば、人が集まるということで、映画業界関係者が続々と移り済んだともいわれ、
かつては三船プロダクションや石原プロダクションなどの事務所がありました。
今も、映画監督、俳優の居宅が多く点在しています。
今も、多くの芸能人が居住しており、街で見かけることもあるほど。
最近は、小田急線の複々線化に伴い、駅もリニューアル。
すっかり様変わりをしたものの、昔の趣も残った住宅街となっています。
そんな成城学園前、最近の流れでチェーン店等が多くなってきていますが、
今でも地元の人に愛される「地元の店」があるんです。
今日はそんな、お店をご紹介!
目印の「北の国から」の看板とのぼり旗 商店街の一角の2階にひっそりとたたずむ「きらく」
成城学園前の北口をでたメイン通りの一本さらに北。
バーガーキングと三菱UFJ銀行の間の商店街を80mほど西に進むとお目当ての「きらく」はあります。
看板はちょっと奥まって電柱の陰に隠れていますが、のぼり旗とともにありますので目印にはなるでしょう。
お店は2階なので、狭い少しばかり急な階段を上ります。
営業中の看板に安心。
昔から変わらない暖簾もしっかり。
写真にはうまく映っていませんが、暖簾には「北海道札幌製麺より」とあり、北海道の麺にこだわっているようです。
もともと、富良野で営業されていたという話もあり、当時から変わらない味を提供しているんでしょうね。
母子できりもりする「きらく」 有名無名のサイン多数なノスタルジックな雰囲気
店内には所狭しと芸能人のサインが。
決してきれいとはいえない店内ですが、25年以上前から愛されていることがよくわかります。
映画俳優から、芸能レポーターまで、有名な方、無名な方のサインが壁いっぱいに張られています。
誰のサインか見ているだけでも楽しいですよ!
お店は、息子さんが厨房、お母さんが接客と母子2人で切り盛りされています。
数年前までお父さんもいらして3人の家族経営でしたが…
まずはこれ!「きらく」の定番は四川みそ!
メニューは至ってシンプル。ラーメンと餃子とライスとビール。
さっと食べて、さっと帰る。そんなすたいるですね。
ラーメンはどれもうまいですが、こちらのおすすめはこれ一択!
「四川みそラーメン」
おなかと健康に自信があれば、チャーシューを付けることをおすすめしますが、アラフィフは念のため自粛です(笑)。
具は細目のもやしメインに玉ねぎとにら、ゴマが散らしてあります。
スープはみその風味と野菜のうまみが溶け合ってまいるどでありながら、
四川みそがピリッと効いて食欲をそそります。
後引くうまさで、ライスがほしくなることまちがいなし(しっかり最初からオーダーしています…)。
麺はのど越しのよい札幌ラーメン系のつるつる麺。
すすりやすく、スープが絡まりながら、麺とスープがのどを一気に通り抜ける痛快さ。
後を引くうまさとはまさにこのことかと思える、本格的な札幌ラーメンが堪能できます。
札幌ラーメンを食べながら、ちょっと昔にタイムスリップしたような気分が味わえる、心温まるお店です。
そういえば、昨日もらーめんだったな…
昨日のお店はこちら↓
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