二郎インスパイア系の筆頭 腹が減ったら？【千里眼／東北沢】
病院帰りの13時過ぎ。
待たされて待たされて、こんな時間でハラペコ状態…
昨日の「さつまっこ」で目覚めてしまったのか、脳みそは完全にらーめんモードに。
昨日のランチはこちら↓
駒場近辺にいたこともあり、真っ先に思いついたのがあの行列店。
いつも満席、行列ができる人気店、二郎インスパイア系の店のなかでも、誰もが知る店といえば『千里眼』ではないでしょうか？
決して立地に恵まれているわけではなく、小田急線の東北沢駅、京王井の頭線の池ノ上駅のいずれからも徒歩で10分程度かかるにもかかわらず、わざわざ食べに訪れてしまう…
実は、まだ行ったことがないので、一度行ってみたかった！
そう思ったら、頭の中は「ニンニクコール」が呪文のようにリピート状態。
お店に急ぐアラフィフでした。
ついたら、ラッキー！店外1名待ち（中待ち4名）の状態。
しかも、中待ちの方は着席準備中。これはすぐに入店できそうだ！
最近は、同店監修によるラーメンがファミマから発売されました。
また、カルビーからもポテチが！
ヤサイニンニクアブラ…呪文が飛び交う「千里眼」の店内
すぐに入店でき、早速食券購入。
アラフィフはさすがにラーメン大（麺400g）は無理なので普通のラーメン（麺300g ＠780円）に。
普通といっても麺は300gなので、一般のラーメンの2倍くらいです。
私は、ここにきて自制心が働き、控えめに少なめ(250g）でお願いすることに…
ちなみに麺の量は
大盛：400g＞普通：300g＞少なめ：250g＞2/3：200g＞半分：150g＞1/3：100g
が目安となっていますが、普通以下は〇〇〇gと指定も可能です。
予想通り5分ほどで着席。
席は１２席あり、全てカウンターで１〜１２番と席番号が振られています。
本日は、七番席へのご案内。
そして、先客のラーメンが次々と出来上がり、お決まりのフレーズが！
「ニンニクは？」と同時に、お客さんが呪文を唱えます。
あるひとは、「ヤサイニンニクアブラ」、またある人は「ヤサイマシマシニンクカラアゲ」、またまたある人はシンプルに「ゼンマシデ」。
ラーメン二郎と二郎インスパイア系といわれるお店で提供される無料トッピングのリクエストコール。
千里眼さんでは野菜、ニンニク、ショウガ、アブラ、カラアゲ（辛揚げ）の5種類。
カラアゲ（辛揚げ）とは揚げ玉に数種類の唐辛子をまぶしたこのお店オリジナルのトッピングです。
千里眼のラーメン その盛り付けはアートといっても過言ではない
着席から、10分ほどで「七番の少なめの方、ニンニクは？」のコール！
今回は、ヤサイ、ニンニク、アブラにカラアゲ（辛揚げ）を別皿でチョイス。
カラアゲ（辛揚げ）は別皿にできるので、後から味変が楽しめるのです。
味変は、生卵（＠50円）というチョイスもありですね。
二郎でも卵を置いている店舗がありますが、丼に入れて食べるもよし、つけて食べるもよしです。
ヤサイは、もやしが9割でたまにキャベツに遭遇します。
もやしは細めでシャキッとしています。
ちなみに横から見るとこんな感じ。
それにしても、「マシ」でこの量なので、マシマシはすごいことになるだろうな…
スープのタレは醤油、乳化タイプのこってり濃厚な豚骨スープ。
ニンニクによくあいます。
麺は極太のワシワシ系。顎が鍛えられます。
これだけ積み上げられたもやし、下から無理やり麺を引っ張り出すと、上の野菜が落てしまうので、レンゲでスープがすくえるまでもやしの裾野をひたすら食べるのがポイント。
そう、二郎は私の知る限りレンゲを置いてませんが、こちらはレンゲがあるので食べやすいです。
スープがすくえたら、スープをもやしにかけながら、少しできた隙間から麺を摘んでワシワシ食べる。
しばらくすると、ようやく普通のラーメンのボリュームになりました。
チャーシューは１枚。+3枚まで＠100円で追加可能です。
厚みは1.5cmはあろうかという超厚切り。
醤油の味が染み込んでいて、口に入れるとホロリととろけ、ヤサイとの相性がバツグンです。
後半は別皿のカラアゲ投入で二度、いや三度美味しい千里眼
最初に豚骨ならではの、濃厚でほのかな甘みを感じるスープを楽しみ、半分から2/3食べたら、満を辞して別皿の出番です。
最初は食感を楽しみながら野菜や麺と絡めて楽しみます。
しばらくすると辛揚げがスープに溶け出し、全体にじわじわと辛味が広がっていきます。
白濁色だったスープが、時間とともに、ほのかなオレンジ色に。
そうなると、麺、スープに溶け出したカラアゲ（辛揚げ）、なじんだもやしが一体となり、時間差で別スープのラーメンを楽しんでいる感じです。
そして気を抜くとやってくる満腹感。
でも味変しているのでいけちゃうんです！
ただ、完食後は超まんぷく。
でも何故かすぐに次来るときのことを考えている自分が同居しています。
だって、「ニンニクザンマイ」が気になるんだもの。
この「ニンニクザンマイ」今までは2／29限定メニューだったんです。
4年に1回のうるう年の1日しか食べられなかった幻のメニュー。
今なら、食べられるんです。
これは近いうちに再訪間違いなしです！