海外移住したい!:アメリカのビザについて調べてみた!

長期滞在するにはビザが不可欠

ビザ 海外移住

移住するとなると一番の問題がビザ…
子どもがいる場合、教育移住ということで親にもビザがおりる場合があるが、
アメリカの場合はそのようなビザはないそうです。
90日以内の観光目的であれば、ESTA(電子渡航認証システム)
の取得は必要ですがビザは不要です。
親も移住するのであれば、同様に学生ビザを取得するか、
その他のビジネスビザ等を取得しないとダメらしい。
もちろん滞在できるのは、学生である期間に限られるため、
その期間が終わったら、その他のビザを取得できない限り、
不法滞在となってしまいます。

移民の国アメリカのビザは多種多様

アメリカ 移住 ビザ

ちょっと調べてみると、アメリカのビザは約30種類もあるとのこと。
なかには、E-3ビザ(オーストラリア人就労者向け)や
A-2ビザ(駐留する外国軍隊関係者向け)といった、
我々日本人には無関係と思われるものもありました。
詳しくはこちら(米国大使館)
日本の会社から派遣される駐在等でなく一般の日本人で取得できそうな
長期滞在できそうなビザとなると、

  • B1ビザ…短期商用ビザ
    1回の入国のみ~最大10年で申請者の経歴や渡米目的に基づき、
    アメリカ大使館領事の自由裁量で決定
    対象は商談、会議出席、学会発表、展示会出展、講演者、修理技術者、
    医学研修、ボランティア活動、競技、米国法人設立の準備など
  • B2ビザ …短期観光ビザ
    1回の入国のみ~最大10年で移民局の入国審査官が滞在期間を決定
    対象は友人や親族の訪問、治療、同窓会や社交、奉仕活動など
    娯楽や休養を目的とする渡航者
  • E2ビザ…投資駐在員ビザ
    最長5年間 (事業が存続する限り再申請が可能)
    対象は一定額(20万ドル以上は必要と言われている)の投資を行い、
    株の過半数が日本国籍者に所有されている現地従業員を雇用している米国法人で、
    管理職または役員あるいは会社にとって必要不可欠な知識を持つ者
  • Fビザ…学生ビザ 学業終了までの期間 最大5年
    対象は大学院までの学生
    米国内の認定大学、私立高等学校、認可された英語プログラム(語学学校)などで学ぶ方

あたりということになりそうです。
ところが、B1・B2ビザについては、先に述べたESTAがあれば本来ビザ不要なため、
90日以上滞在が必要となる明確な理由がなければならないとのこと。
また、これは本人限りのビザですから、
家族同伴の場合はそれぞれがなんらかのビザの要件を満たし別途取得する必要がでてきます。
となると、あまり現実的な選択肢とはなりませんね…

では、E2ビザはどうか?
このビザは要するにアメリカ現地法人のオーナーになって、
アメリカ国民の雇用を創出してくれる人に発給されるビザといえるかと思います。
雇用可能な人数は多い方がいいので、ある程度の規模の法人でないといけない
ということで「一定額以上」なんと表現がされているようです。
最近は、このビザを目的にアメリカ企業のM&Aによるビザ取得なんというのもあるようです。
ビザの期間は5年ですが、その事業が継続する限り更新が可能なので長期滞在が可能です。
おりを見て永住権を申請するケースも多いようです。
こちらのビザは、家族(配偶者および21歳未満の未婚の子ども)に対しては、
同様にビザの申請が可能なようです。
また、 Eビザの配偶者は就労許可申請もできるので、
許可がおりればどこの会社でも就労することが可能です。
ま、問題は投資する資金があるかと、
慣れないアメリカでビジネスができるかというところでしょうか…
うまくいけば、収益が見込め事業拡大なんてことになるかもしれません。
目指せ、アメリカンドリーム!って感じですかね。

残る一つはFビザとなるわけですが、英語の勉強も兼ねて、
思い切って学び直すというのもいいかもしれません。
こちらも、家族(配偶者および21歳未満の未婚の子供)に対しては、
F-2ビザが申請できるので、家族全員で渡航可能です。
ただ、問題は最大でも5年間という制限付きということです。
夫婦二人で5年ごとに学生ビザを取得して合計10年というのも悪くないかもしれませんが、
ちょっと覚悟がいりそうですね…
ちなみに、学校の授業は結構ハードで、宿題なども多いとか…
本気で学ぶ覚悟がないと無理かもしれません…
こちらは、就労はできませんので滞在期間中の生活費は
預貯金もしくは不労所得がないとなんともなりませんね。

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