絶品ランチ:「うむどん」ってなんだ?
手打ちうむどん 始祖清水屋
ときすでに11時過ぎ…
というわけで、早めにお昼を取ることに。
ここ水沢は湧水が豊富で、小麦の産地ということもあり、
この辺りを通る前橋伊香保線にはうどん屋さんがたくさんあるんです。
その数、十数軒。別名、うどん街道。
「水沢うどん」は日本三大うどん(ほかは香川の「讃岐うどん」と秋田の「稲庭うどん」)
にも挙げられている群馬県の名物でその歴史は古く、
水澤観音を訪れた参拝客を僧侶たちが手打うどんでもてなしたことに始まり、
400年以上前からあるそうです。
で、今回伺ったのは、その中でも始祖と言われる清水屋さんです。
うどんは、ざると釜揚げがあり、2人だったので一つずつ頼もうと思いましたが、
ご主人から、「うどんの風味を楽しむなら、「ざる」がオススメ」の一言で即決。
ざる 中(約300g)@1,180円。
ハイ、これ大正解!
見てください、このうどんの艶を!
粉と水と塩だけを使い、手でこね、足で踏まれたその麺は、
透き通るような美しさ。それでいて腰があり、喉越しも最高!
おまけに可愛い瓢箪ものっていました。
そして、このこだわりの白い胡麻だれがいい仕事してるんです。
胡麻の風味がたちながら、ざらつくことなく、さらりとしていて、
さらには出汁がしっかり効いている。
逸品料理もオススメ
一緒に頼んだ、白舞茸と黒舞茸の白揚げ@1100円、
藤井養鶏ファームの希少な卵を使ったプレミアムだし巻き@550円、
白舞茸と昆布の梅酢和え@600円も絶品です!
お土産はマストかも!
あまりに美味しかったので、お土産にうどん7人前ご購入。
帰り際、ご主人に「今日はもう帰るの?」と聞かれたので、
「はい、帰ります」と答えたら、
「じゃあ、これも持っていきな」と
小さなビニール袋を手渡されました。
なんと、中身は、うどんの耳!
手打ちで仕込んだ際に出た切れ端をいただきました!
丁寧に茹で方やおいしい食べ方の書いた紙も入っていました。
こちらのお店、伊香保温泉に行く前に立ち寄る方も多いかもしれませんが、
行くなら、帰りの方が良いかも!
運が良ければ、今回のようなラッキーがあるかもしれません!
いずれにしても、伊香保に行くなら、
「手打、冷麺、胡麻だれ」にこだわった清水屋さんに立ち寄ることをオススメします。
あ、昼時は結構混むので予約された方が良いかもしれません。
我々は早かったのですんなり入店できましたが、
出る頃には10人ほど並ばれてました。
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