絶品ランチ:横浜南部市場で海鮮を満喫
腹ペコの嗅覚はどこへ向かう?
二男の試合の帯同で横浜の金沢八景へ。
朝7時過ぎに海の公園に到着して昼過ぎまで観戦。
試合の終わった二男も「腹減ったー。何か食わせろー。」の大合唱…
確かに、今日の朝食は6時前ということもあり、私も妻も腹ペコ…
ということで、近くで昼食を取ることに。
金沢シーサイドライン沿いに湾岸道路を進みしばらく走ると、
大きな駐車場のあるショッピングセンターのような建物が。
よく見ると「YOKOHAMA NANBU MARKET」と書いてある。
飲食店もありそうな佇まいだったので入ってみることに。
あれ、ここ市場じゃん!
よく考えたら、あの横文字、漢字にしたら「横浜南部市場」。
そう、ここは、さまざまな食材等を扱う市場だったんです。
市場にはうまい食堂がある説は正しいか?
市場と聞くと、やっぱり思っちゃいますよね。うまい食堂があるはずだと…
果たして、それは都市伝説なのか、本当なのか?
早速中に入ってみると、ありました、いい感じのお店が。
その名は「横濱屋本舗食堂さん」
価格は一見市場価格とは言えませんが、なかなか魅力的な内容。
売り切れになっているのはまぐろ丼でした。
海鮮好きの二男は置いてあった写真メニューを見るなり、「ここにする!」という始末。
アニサキスアレルギーの父のことなどお構いなしに、即決。
ま、海老天重もあるから大丈夫かな、ということでこちらに決定。
ちなみに、二男の選んだメニューは「しあわせ丼」、妻は「金はらも定食」。
市場散策も楽しめ、待ち時間も気にならない
人気店ということもあり、記名して暫しウェイティング。
その間に、市場内をぶらぶら。
お茶に、お米、アジア食材、漬物に海鮮、色々なお店が並んでいます。
日曜ということ、また、すでに13時過ぎということもあってか、
閉まっている店や、店じまいを始めているところもチラホラ。
中には玩具菓子問屋などもあり、楽しめそうです。
市場内のお店の情報は、こちらをチェック↓
15分ほどして散策から戻ると、すぐに我々の順番でテーブル席にご案内いただきました。
これなら、待ち時間も退屈じゃなくていい感じです。
呼ばれたときにいないと、次の人を案内されてましたが、
戻ると優先して案内いただけるようです。
さすがの人気No.1 しあわせ丼は3拍子揃った三色丼だった
そして、オーダー。
二男は予定通り、「しあわせ丼」@1,518円(税込)。
いくらの醤油漬け、本鮪入りのまぐろたたき、しらすぼしの三色丼です。
嬉しいことに、白米か酢飯を選べます!二男は迷うことなく、酢飯を選択!
そして、出てきたのがこちら。
たしかにこれは幸せになれそうです!
二男レポートによると、まずは、いくらについて、
粒も潰れていなくてハリがあり、食感はプチプチ、そして漬かり具合が絶妙だと。
さらに、しらすは程よい塩味と甘みが口に広がって美味。
そして、まぐろたたきは味が濃厚でまぐろの味がしっかりすると。
そのままで美味しいから、醤油はいらないと言って、全くかけずに完食。
「新鮮な素材」、「丁寧な仕事」、「見た目の美しさ」3拍子揃ってます。
これは、人気No.1も頷けますね。
大盛無料 存在感たっぷりの海老が2本 大海老天重
そして、私は大海老天重@1,848円(税込)に。
大粒カキフライ定食と迷ってこちらに。
カキフライは食べに行こうと企てているお店があるので、それまで我慢…
天ぷらは家ではまず作らないし、大きく美味しさに違いが出ると思っているので、
やっぱりお店でいただくのが一番というのがマイルールだったりもして。。。
丼もの(お重も)は大盛り(無料)もできるということで、
腹ペコな私はついつい大盛りに。
そして、やってきましたよ。
ドーンと大きな海老が2本。そのほか、しそ、れんこん、春菊、イカ。
残念ながらアニサキスアレルギーの私は、イカは危険なのでそのまま二男の胃袋へ。
早速、海老をいただきます。
衣はサクッとしていて軽い、それに対して、海老は身がプリッとしていて、
ちょうど良い噛みごたえ、そして、噛むほどに濃厚な旨みが感じられる。
口の中が、「海老、食ってるぞ!」って、噛むたびに訴えてくる感じです。
この食感と味は車海老でしょうか。
頭なしでこのサイズとなると、20cm超のいわゆる大車と呼ばれてる大きさですね。
テンションが上がります。
先日の佐賀昇さんの海老フライとはまた違った美味さです。
そして、語らずにはいられないのが、ご飯の旨さ。
お重なので、見た目がわかりにくいですが、一粒一粒がしっかりしていて色艶ともに最高。
噛むたびに甘みがあり、日本人で良かったと思うこと間違いなし。
希少部位に手間暇かけた「まぐろのハラス」の西京漬 金はらも定食
最後に登場は妻のオーダー「金はらも定食」@1,430円(税込)。
「金はらも」ってなに?て思いますよね。
なんと、一本のまぐろからほんの少ししか取れない希少部位、
脂の乗ったお腹の部分でよくハラスと言われるところを使っているとのこと。
ハラスといえば、鮭のイメージですが、まぐろの場合はこれを「はらも」というそうです。
金はらも定食はメバチマグロのはらもを使っているとのこと。
それにしても希少部位まぐろの「はらも」、気になりますよね。
ちなみに「銀はらも定食」もあり、こちらは「カジキマグロ」のはらもだそうです。
これも気になります。
さて、登場した「金はらも定食」がこちら。
さすが、まぐろ!ハラスでありながら、この身の厚さ!
そして、妻の食レポによると、しっかり焼いてありますが、身はしっとり柔らか。
お箸で簡単にほぐれちゃいます。
そして、上品な西京漬の香り、それでいて、奥までしっかり味の染み込んだ後味ひく美味さ。
聞いたところによると、自家製味噌でなんと72時間も漬け込んでいるそうです。
手を抜かず、時間をかけたことが、口の中で確認できます。
そして、ご飯が進むこと間違いなし。確かに、妻はしっかりおかわりしてました。
嬉しいことに、定食はご飯お代わり無料なんです!
おかわり必至の味噌汁とあと引く美味さの香の物 脇役のはずが主役級の逸品
メインが美味しいのは当たり前ですが、それだけではないんです。
横濱屋本舗食堂さんの味噌汁と香の物は
それだけを食べに来てもいいくらい美味いんです。ビックリします。
まず味噌汁。見ての通り、具はほとんど入っていません。
海鮮を扱っているお店だと、あら汁とか出てきそうですが、至ってシンプル。
でも、一口飲めばわかります。美味い味噌汁って具はいらないんだな…と。
出汁の奥深さと味噌の風味が口の中で広がって、舌に染み込んでいくしあわせ感。
出てくる言葉は「美味い」しか思いつかない。
丁寧に時間をかけて出汁を取ったんだろうなというのが素人でもわかります。
なんと、こちらもおかわりできるんです。もちろん、おかわりしましたよ(妻もね)。
そして、もう一つの逸品が香の物。
なんの主張もなく添えられてますが、一口食べて、目が1.5倍に。
ここで出てくる言葉は「ご飯欲しい」。
大根のたまり漬けですが、にんにくが効いていて、唐辛子の辛味がちょっとしたアクセント。
これだけで、無限にご飯が食べらそうな美味さです。
これでひと商売できそうだなって思うくらい美味い。
と思ったら、レジ横にありました。その名も「スタミナ漬」@480円。
食事しなくても、これだけでも買う価値ありの逸品です。
ちょっとのぞいただけなのに…
買い過ぎ注意!市場価格で新鮮食材が買える!
こちらの南部市場、食事はもちろん、先述のとおりお買い物も楽しめます。
横濱屋本舗食堂さんのあるのは「食専街」というエリアで、いわゆる市場街です。
地続きにあるおしゃれなショッピングモール風な建物は、
「ブランチ横浜南部市場」といって、さまざまなテナントが入っていました。
食後に行ってみると、八百屋さんやお肉さん、魚屋さんなどあり、
たくさんの人で、ごった返し状態。
ちらっと見ると、水菜@40円、小松菜@30円、大根@58円など、超破格!
ついつい、たくさん買って帰路につきました。
お肉屋さんでも葉山牛が3割引や、
魚屋さんでも新鮮な魚がそのままならび、鯖が1尾400円とか…
購入はしませんでしたが、近ければ、毎日来たいと思うほど。
そのほかにも、スーパーマーケット、ドラッグストア、100円ショップのほか、
家電量販店や飲食店などたくさんのテナントが入っています。
駐車場も775台分あり、最初の1時間は無料、
施設内店舗の利用で最大3時間無料ということなので、
買い物するには十分ですね。
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