新宿の人気店から独立の激うま塩らぁ麺【支那蕎麦屋 藤花(とうか)/鴨居】

新宿の「麺屋 翔」出身の店主がオープンした人気店「支那蕎麦屋 藤花

支那蕎麦屋藤花
特製塩らぁ麺

IKEAに用事あり、横浜の港北へ。
でも、もう一つのお目当ては、「支那蕎麦屋 藤花(とうか)」。
オープンして3年になりますが、オープン当初から瞬く間に人気店となり、今や行列の絶えない店に。
店主は、こちらも人気店新宿の「麺屋 翔」出身とのこと。
行きたい行きたいと思いながら行けていなかったところ、ようやくチャンス到来です。
お店は横浜は港北区の池辺町。大日本印刷の横浜工場の近く、緑産業道路沿いにあります。
最寄駅はJR横浜線の鴨居ですが、最寄りといっても1km以上はあるので、決して立地に恵まれているわけではありません。
運よく、駐車場が空いたのですんなり車は停められたものの、やはり人気店につきものの行列です。
並びは7人ほどですが、直後にすんなり3名が入店。
そうしたところ、前の4名がグループさんでテーブル待ちとのこと。カウンター席が1名空いて、飛び級で着席できちゃいました。

店舗外観
店舗外観 暖簾

鶏ベースの味わい深いスープで黄金色に輝くどんぶり

お客さん多数のため、写真は撮れませんでしたが、店内はL字のカウンターと、窓際にテーブル席。
間隔をあけた席配置で、カウンターは8席ほど、テーブルは片側を壁につけてコの字に席を配置し5〜6名座れるようになっていました。
入口入って左にある券売機とご対面。
あまりにすんなり入れてしまったため、常連さんの動向など予習する間もありませんでしたが、こちらではまずは「塩」をいただくのが王道でしょう。
「店のおすすめは左上にあり」ということで、「特製 塩らぁ麺」@1,050円+「大盛り」@150円をチョイス!

券売機
券売機

カウンター越しの厨房を拝見。
綺麗に整頓された清潔な厨房で、5〜6名の店員さんが手際よく調理しています。
待つこと数分でサーブされました。

特製塩ラーメン
特製塩らぁ麺

美しい!
黄金色に輝く透き通ったスープでどんぶりが輝いています。
3種のチャーシューに、ワンタン、味玉、穂先メンマ(超ロング!)、ほうれん草(こちらもカットせず長いまま!)、白髪ネギ、九条ネギ、アーリーレッド(紫玉ねぎ)が綺麗に盛られています!
まずは、スープをゴクリ!
うん、鶏だ。旨みが濃厚だ。
でも、鶏だけじゃない。
魚介系の荒々しさと優しさが混在した旨味と風味も感じる。
鶏がベースではあるけれど、節系の力強さと貝(ホタテかな)と思われる上品な旨味がうまくマッチングしています。

麺リフト
麺リフト

そして、麺は小麦系の太くも細くもないストレート。
歯応えがしっかりした、噛むとプツンと弾ける感じです。
旨味の濃いスープによく合います。
さらにここはトッピングが美味い!

鶏チャーシュー
豚バラチャーシュー
低温調理のロースチャーシュー

3種のチャーシューもそれぞれに特徴があります。
まずは鶏チャーシュー。しっとり柔らか、ほのかな塩味。
続いて、豚バラチャーシュー。こちらは香ばしく焼いてあり、香りと脂の旨味がクセになります。
私して、一見生ハムのような低温調理のロースチャーシュー。
チャーシューとしては薄切りですが、噛みごたえは厚めに切った生ハムのような感じ。
肉の旨みが濃く、食感とともにラーメンではあまりお目にかからないチャーシューです。

半熟味玉
穂先メンマ

黄身がゼリー状の半熟味玉。色づいた見た目よりはマイルドで、とろけだす黄身と白身の相性は病みつきです。
何気に良いのがこの穂先メンマ。クシャッとした食感と微妙な塩気がスープとよく合います。
さらに、うかつにも写真を撮り忘れてしまったワンタン。
これは、もっと食べたいと思う逸品。
生姜の効いた餡に軟骨のようなコリコリとした食感。
皮はもちっとした食感ながら、スルリと喉を通り抜けていきます。
今週5軒目となるラーメンでしたが、どれも個性たっぷり。
もはやラーメンと一括りにするのは間違いかもしれませんね。

怒涛のラーメン週間はこちら↓

アクセス 【支那蕎麦屋 藤花(とうか)】

店名:支那蕎麦屋 藤花(とうか)
住所:神奈川県横浜市都筑区池辺町4800−6
TEL:045-530-4724
営業時間:11:00〜15:00、17:00〜21:30
定休日:月曜日(第一・第三は月・火連休)
席数:15席